インターネット集客の主流と言えば、SEO対策ですよね。

新しくSNSマーケティングや動画マーケティングが出てきていますが、不動の地位にあるのが検索上位表示による集客「SEO対策」です。

そんなSEO対策はネット上や企業からの営業でも頻繁にサービスとして取り上げられて沖縄の企業でも採用しているケースが多いです。

しかし私たちのもとにお声掛けいただくなかで、最も多いのが「これまでにSEO対策を何度も試したが、思ったような成果が出せていない」という問い合わせです。

そして詳細なヒアリングを行うと、ほとんどが同じ要因でうまくいっていないことが分かってきました。

今回はその失敗してうまくいっていない理由を紹介します。

SEO対策とは?

失敗する理由の前に、SEO対策とはどんなことなのか?を整理しておく必要があります。

SEO対策とは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション、検索エンジン最適化)の略で、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンからアクセスを集めるための手法のことです。

企業のホームページにSEO対策をほどこすことで効率的に集客力をアップできるわけです。

もう一つ、検索エンジンからアクセスを集める方法として、広告費をGoogleに支払って広告枠に表示させるリスティング広告があります。

こちらは広告なので上位表示が約束されますが、SEO対策はお金をかけようが上位表示が約束されるわけじゃないというのが、大きな違いになります。

SEO対策は、Google対策!

日本での検索サイトといえば、メインは「Yahoo!」と「Google」です。

なので、この2つでSEO対策ができていればとりあえずは良いのですが、実は、Yahoo!の検索エンジンというのはGoogleのものを借りて使っているので、GoogleのSEO対策ができていればYahoo!も対策できたことになるんです。

Googleはとにかく「ユーザーファースト」

今も昔もGoogleの基本的な理念は変わっていません。

それは「全てはユーザーのため」であるということです。

Google が掲げる 10 の事実

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. ウェブ上の民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。
    引用:Googleが掲げる10の事実

これらのユーザーファーストの考え方がGoogleが最も重要としていることで、この考え方をもとにアルゴリズムを設計・変更しています。

なので、毎年のGoogle大型アップデートや仕様変更でTwitterなどで大騒ぎしますが、とにかくこの考え方「ユーザーファーストコンテンツ」を制作することが本質です。

SEO対策で重要なこと

最も重要なことは「ユーザーファーストコンテンツ」ですが、それだけ作っていてもダメです。

なぜなら、本当にユーザーファーストコンテンツなのか?は誰にも分からないからです。

そんなユーザーファーストを追い求めて、Googleがあらゆる指標から判断するためにアルゴリズムを都度変更して、よりユーザーファーストになるように日々改良しているわけです。

その改良に対して対策することがSEO対策ですが、これは毎回すべてを一新しているわけではなく、根幹となるものを少しずつ加工修正している形です。

その根幹となる重要な対策をいくつか紹介します。

内部対策と外部対策

基本的には、大きく2つの対策があります。

1つ目は内部対策で、Webページの内容をGoogle(検索エンジン)にしっかり見つけてもらい、記録してもらう。そしてテーマ性を正しく評価させる施策です。

2つ目は外部対策で、他のサイトからリンクを貼ってもらい、第三者からの評価を得るための施策です。

内部対策は自分たちでさまざまな対策ができますが、外部対策(=被リンク獲得)は自分ではコントロールしづらい施策です。

まず取り組むべきは、自分たちでコントロールできる内部対策を徹底して行うことになります。

検索キーワード

記事の内容がとても素晴らしいものでも、検索されていないキーワードの記事であれば集客はできません。

これをユーザーファーストの考え方で言うと、「自分が書きたい記事」と「相手が読みたい記事」の違いです。

知りたいキーワードを入力して検索をするから検索ボリュームが増えるわけで、Googleが意図的にアクセスを増やしているのではありません。

『キーワード検索ボリュームが多い→良質な記事→上位表示される→アクセス(集客)が増える』という構図なので、最初のキーワードが重要なんです。

それ以外にも数多くの対策が必要

最初でも話したように、ユーザーファーストなコンテンツというのは正解がありません。

ある人には良質で、ある人には必要のないコンテンツということは当たり前ですので、数多くの正解が存在するとも言えます。

検索する一人一人に合った良質なコンテンツを表示させるために、日々Googleは改良を重ねているのでSEO対策にも数多くの対策が必要となります。

HTMLの構造、タグの最適化、コンテンツの量やボリューム、内部リンク、クロール・インデックス最適化、、、など、挙げたらきりが無いほど対策の項目はあります。

これだけあると、必要不可欠なのですがテクニック的な対策に注力しすぎてアップデートで順位が変動したりすることはあります。

しかし本質のユーザーファーストコンテンツがあれば長期的には検索する人に選ばれていくはずです。

沖縄企業がうまくいかない理由

これまでの話で「何かフワッとしてる対策だな」と感じた方も多いはずです。

その通りで「これをやれば絶対上位表示されます」という施策はなく、Googleですら正解を持っていません。

ただし、Googleが一日に処理している検索クエリは30億クエリで、とんでもないボリュームがあることは事実です。

これを集客ツールに使用しない手はないですよね。

でも確かにSEO対策は簡単ではありません。

では、沖縄企業の方々からよく相談を頂くなかでどんな所がうまくいっていないのか?共通している部分を紹介します。

コンテンツを資産と捉えていない

コンテンツは企業の一つの資産です!

しかし個人ブログのような感覚で、外部のブログサイトで企業日記を投稿したり、キャンペーン中心の告知ばかりになっているケースが非常に多いです。

これまで話したように複雑な対策であるSEOで集客するには作り込まなければいけません。

インターネット上に記事を投稿するということはいつでも誰でも見れるわけで、その一つの記事からより多くの記事を見てもらい企業の取り組みや商品を知ってもらい売上に貢献してくれる。

これはまさに企業の資産ですよね。

このように会社の資産として捉えて、自社でサイトを構築して良質なコンテンツを発信していくことはSEO対策の土台となるので間違ってはいけません。

『SEO対策が最低限構築された自社サイト+良質なコンテンツの積み上げ』このどちらかが欠けていては、無駄な努力に終わることがあります。

今では記事投稿型のサイトはそこまで高くなく、私たちのようなサイト構成から記事構成、そしてライターを抱える外部委託で伴走するタイプもあります。

やはりSEO集客は簡単ではないので、SEOに取り組む際には一度検討してみて欲しいと思います。

キーワードを意識していない

数あるインターネット上のコンテンツの中で検索結果に表示されることは、非常に困難である!というのは想像がつくと思います。

それを解決する方法の一つは、「キーワード」という話はしましたが、やはりキーワードを無視したコンテンツは表示されず、うまくいきません。

よくあることは「自分たちが知って欲しい情報中心のコンテンツ」になってしまっているということです。

もちろん、自社の集客に利用するので全否定されることではありませんが、よりバランスを考えなければいけません。

検索した人が知りたいコンテンツが上位表示され、記事内を見て、良質だと判断されたコンテンツは上位に表示されるので、検索する人に合わせたコンテンツ作りは絶対です。

そこで欠かせないのが、キーワードであり、キーワードを無視すると自分よがりのコンテンツが出来上がってしまう可能性が高くなるわけです。

キーワードドリブンで考えることで、Googleが最重要視するユーザーファーストコンテンツに繋がり、上位表示されていきます。

長期的な目線を持っていない

うまくいっていない多くの企業が広告のような使い方をしているという印象です。

広告というのはいかに一瞬でユーザーを魅了し引き込めるのか?が勝負ですが、SEOは全く逆のアプローチです。

いかに知りたい情報を分かりやすく解決して理解してもらえるのか?

ゴールは一緒でもアプローチが違うので、違うコンテンツ作りをしなければいけません。

さらにSEOのコンテンツ作りは広告とは違って時間軸が長くなります。

広告の場合は一瞬で判断させるのでリーチ数(見てもらえる数)を追っかけて戦略を取っているのに対して、SEOは良質なコンテンツを一つ一つ丁寧に積み上げていく必要があります。

なので、時間がかかるのですが積み上げた結果は大きなリターンを生みます。

広告の場合、その都度費用も発生しますし短期決戦です。

しかしSEO対策の場合は、最初は検索上位表示されませんが上位表示されると自社で広告と同じようなリーチ数を獲得できるので、圧倒的な強みとなります。

SEOの仕組み上、時間がかかるというのに加えて積み上げると大きな成果を生む可能性があるという側面で長期的な取り組みが必要です。

あなたの会社はSEO対策をやるべきか?

SEO対策はインターネットで集客をする際には、非常に強い武器となります。

今回はうまく行かない事例や理由を挙げて、SEO対策の本質の話もしましたが、業種業態によって細かいアプローチは異なります。

TeamRyukyuではSEO対策の実績があるプロフェッショナルとチームを組んでご提案するので、より御社に合った戦略を取ることができるのが強みです。

ぜひ、「SEO対策をしてみたい」と「自社に合った提案を受けてみたい」となったらお問い合わせください。

ヒアリングしたうえで、SNSマーケティングやクロスマーケティング、インターネット広告の方がいい場合もあります

その場合は、その分野のプロフェッショナルとチームを組みますので、安心してお気軽にヒアリングの問い合わせをしてみてください。

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